国家公務員ボーナス 本当は「平均82万円」3年連続アップ

テレビや大新聞が報じる額はずっと少ない。大手の「記者クラブ」メディアが報じるのは、内閣人事局が配る
プレスリリースの丸写しだからだ。これが噴飯ものの数字なのだ。
それには「管理職を除く行政職職員で成績標準者」の平均で60万円台とある。

まず、国家公務員行政職とは、自衛官や税務署などを除いた一般事務職のことである。
人事院の資料によれば、その過半数、55%が管理職である。公務員は年功序列で誰でも昇進できる。

総務省によれば、全体の6割が「成績優秀」であり、それ以外が「成績標準」となる。

 つまり、内閣人事局が公表するボーナスの額は、過半数にも満たないヒラ職員のうち、
人事評価で下位4割の者の平均である。全体の平均には程遠い。
こんな数字を公表する内閣には信頼を置けない。