島根県の職員採用試験、知的障害者も可能に

 島根県は2018年度の県職員採用試験(原則として19年4月採用)に、知的障害や精神障害を持つ人も受験できるようにすると発表した。
10月21日に試験を実施する。これまでは身体障害を持つ人のみが対象だった。
県人事委員会事務局は「障害者の雇用拡大に向け、県としても率先して取り組みたい」と話す。
 療育手帳や精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていることなどが応募の条件となる。
身体障害者と知的・精神障害者を合わせて計6人採用する予定。
8月27日から9月21日まで申し込みを受け付ける。
教養や作文、面接の試験を経て、採用を決める。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34640830X20C18A8LC0000/