KTS【動画】市民団体 原発避難計画の調査を申し入れ
http://news.ktstv.net/e67216.html

北薩や熊本県の原発に反対するメンバーで構成する市民グループが、川内原発の避難計画の実効性を
確かめる調査の実施を求め、30日、三反園知事宛てに申し入れを行いました。

 申し入れをしたのは阿久根市や出水市、伊佐市、それに熊本県水俣市などの、反原発の市民団体や
市議会議員らで構成する「川内原発を考える肥薩ネットワーク」です。グループは今月、阿久根市や
出水市など自治体が策定している、川内原発で事故が起きた際の避難計画について、各市の担当者へ
アンケート調査や質疑を行い、「避難計画が、住民に十分周知されていない」「避難先となっている
水俣市など熊本の自治体が、受け入れ計画を策定していない」ことなどから、現在の計画には実効性
がないという結果をまとめました。

 30日、グループの代表が県の原子力安全対策課を訪れ、避難計画の実効性を調査することや、実効
性が確認できなかった場合、川内原発の定期検査後の再稼働に反対するよう求める、三反園知事宛て
の申し入れ書を提出しました。