狡猾:ずるく悪賢いこと。
利己主義:社会や他人(国民)のことを考えず、自分の利益や快楽だけを追求する考え方。
       また、他人(国民)の迷惑を考えずわがまま勝手に振る舞うやり方。
人事院は病気で長期間休んでいる国家公務員について、原則90日まで病気休暇として扱い、
超えた場合は病気休職とする方針を決めた。
心の病などで休む職員が増えているため、内規などで定め任命権者の権限で措置を省庁ごとに
決めていた現状を見直し、国の統一規定をつくるのが狙い。
 人事院は規則を改正、これを受け総務省は地方自治体にも合わせるよう要請する。
現行の病気休暇は、90日間は通常通り月給が支給され、90日を過ぎると半額支給となる。
一方、病気休職の場合は、最初の1年間は月給の8割を支給され、2年目からは無給となり、
3年を過ぎても復帰できない場合は免職の対象となる。
総務省の調査によると、心の病で1カ月以上休んでいる一般職国家公務員の割合は、1996年度の0・21%から
2008年度は1・39%と、7倍近くに増えている。
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072101001254.html
--------------------引用終了--------------------
足の骨を複雑骨折とか、本当に入院しなければならない重い病気ならば病気休暇は100歩譲って許せるが、
心の病は欠勤扱いで十分だ。
 90日も通常通り支給されるのならば、89日休んだ後に1日だけ出勤してまた89日休めばよいということになる。
公務員というのは心の病になる仮病らしき連中が非常に多いのだが、精神科の医者ならば公務員の実態はおそらくわかっているだろう。
心の病気という目に見えないものまで甘い措置を取れば、当然悪用するに決まっている。人間社会なんて性善説では成り立たないのだ。
しかも12年間で7倍になるなんて、明らかに不正しているとしか思えない。
だからこその今回の処置なのだろうが、それでも甘すぎる。
  本当に重い病気や怪我ならまだしも、心の病は無給で十分だ。それ以外だって100%支給はやりすぎだ。
民間なら有給休暇がなくなれば欠勤扱いが普通だ。せいぜい労災などで多少の保障が付く程度だろう。
 こんな甘い制度を国の統一規定にしたら、どれだけの人が精神科医の元へ駆け込むのか?