「報道としての公平さを欠く」明石市長のパワハラ暴言、”テレビが伝えなかった発言”を掲載した神戸新聞記者を直撃
1/30(水) 15:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190130-00010011-abema-soci&;p=3

衆議院議員時代の泉市長


■「市長選を控えているので、憶測を呼ぶ時期であることは間違いない」

 泉市長は東京大学を卒業後、NHKに入局。弁護士の資格を取得した後、2003年には衆議院議員となり、犯罪被害者や無年金障害者の救済など人権に関する法案の成立のため活動。当時は「世の中には泣き寝入りしかかっている人がたくさんいます。そういった方々に救いの手を差し伸べていきたい」とも訴えていた。
明石市長に当選したのは2011年で、現在は2期目。子育て支援や、犯罪被害者支援の条例などを成立させ、全国的に注目を集めたこともある。

 明石市では4月に市長選が予定されており、泉市長に加え、前職で現兵庫県議の北口寛人氏も出馬を予定している。
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「報道としての公平さを欠く」明石市長のパワハラ暴言、”テレビが伝えなかった発言”を掲載した神戸新聞記者を直撃


「神戸新聞NEXT」より


 藤井記者は、暴言から1年半以上が過ぎたこのタイミングでの報道について、「詳しいことは分からないが、市長選を控えているので、憶測を呼ぶ時期であることは間違いない。前市長と現市長の戦いの中で影響は非常に大きいと思うが、選挙は複雑な構図もある。色々な憶測が飛び交っているし、単純に判断するべきではない
。そのことも含めて慎重に判断した結果、神戸新聞では前後の発言も乗せることにした」と話す。

 「センセーショナルな部分だけでなく、何を言いたかったのか、周辺も含めた取材をしないといけない。発言自体は許されないことだと思うが、言葉尻だけを切り取って伝えると、報道としての公平さを欠くというか、市民の方の判断材料にならないと思った。他社がどういうデータを入手したのかはわからないし、短いものしか入手できなかった可能性もあるが、
私たちは幸い全体像がわかるものを入手できたので、きちんと伝えようと思った」。

 また、地元のリアクションについて藤井記者は「市役所には約380件の電話やファックスが寄せられ、9割ほどは“辞任しろ““犯罪的だ“といった否定的な意見だった。一方、駅前などで有権者にインタビューしたところ、“言葉としてはダメだが、頑張っている方であるし、熱い思いから暴発してしまったのかな“と擁護する意見も一定数あった」と明かした。
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