県職員6人が自殺 過去10年の人数明らかに 中日新聞 2010年09月16日(木)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100916/CK2010091602000123.html

県議会定例会は15日、一般質問を行い、8氏が登壇した。
県は2000年以降、知事部局の職員6人が自殺していたことを明らかにした。

県庁舎で7月5日、土木部の40代の男性職員が飛び降り自殺したのを受け、鈴木宏治氏(民主党・一志会)が質問した。

一連の自殺と仕事との因果関係について、瀬脇一総務部長は答弁で「健康上、私生活上など複数の理由が関連しているケースが多いとみられ、簡単には判別できない」と説明した。

今回の自殺をめぐっては、鈴木氏が「男性が担当していた航空イベントの入札結果に対し、落札できなかった業者から県に再三の抗議があったとされる。(抗議が自殺に)何らかの影響を与えた可能性もある」と指摘。

近藤幸次土木部長は、入札翌日の7月1日と同2日に落札業者の入札参加資格に関して、落札できなかった業者から質問を受けたことを明かし「(自殺した)本人にも質問を伝えたが、変わった様子は見られなかった」と述べた。