イギリスのEU離脱が決まった。
もともと僅差だから、どっちに転んでも不満やしこりは残った状態で続くに違いない。
驚いたのは、自分の考えとは違うから新しいリーダーを選ぶよう首相自らコメントしたことだ。
日本で政治家と言えば、いざとなってもぶざまにしがみつく。我々は慣れっ子になってますね。
キャメロン首相のコメントに政治家とはこうあるべしと、改めて感じた日本人は少なくないだろう。
しかし、彼国の政治に関心の高い市井の人々のコメントを見せつけられると、さすがに情けなくなる。
選挙民の程度の低さそのままが、政治家はもちろんこの国の民主主義に反映しているのだな。
一連のイギリスのニュースを読むと、我が国の民主主義は同じ名を借りたまったく別物だと良く判る。