【経済】1世帯あたり消費支出、5か月連続減少…7月
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 総務省が30日発表した7月の家計調査(速報)は、1世帯(2人以上)あたりの消費支出が27万8067円となり、
物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0・5%減少した。

 5か月連続のマイナスとなった。婦人服などの夏物セールが低調だった。

 総務省は、個人消費の基調判断を「弱い動きがみられる」とし、据え置いた。
消費支出は1年近くマイナス基調が続いている。今年2月のプラス(1・3%増)は、
うるう年で1日分支出が増えた効果が大きい。

 7月の消費支出を項目別にみると、婦人服など「被服および履物」が7・0%減と2か月連続で減少した。
燃費不正問題の影響で不調だった軽自動車購入を含む「交通・通信」は8・5%減と落ち込んだ。

 外国パック旅行費など「教養娯楽」も、海外のテロ事件の影響を受けて3・3%減と、3か月連続で減少した。

 一方、食料や家具・家事用品の支出は増えた。

 サラリーマン世帯の収入(実質)は1・8%減の57万4227円で、2か月ぶりのマイナスだった。

 今後の消費動向について、第一生命経済研究所の新家義貴氏は「雇用環境の改善などプラス材料もあるが、
消費者の節約志向は依然強く、しばらく横ばいで推移する」とみている。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160830-OYT1T50037.html
2016年08月30日 08時50分