調査を全数調査でなく抽出調査でやる理由は金が莫大にかかることと、
100%回収できない場合に回収率の上昇に対する誤差の改善効果がごくわずかで
費用対効果が著しく悪いことが理由として挙げられる。
逆に言うと、全数調査は全数を調査しないといけない理由があるから行うとも言える。

標本を適切な方法で無作為抽出し、質問事項を回答を誘導しないよう適切に作成すれば、
回答数2,000件の世論調査でも標準誤差±2.2%で調査できる。
http://www8.cao.go.jp/survey/y-chuui.html
まあ、普通は単純無作為ではなく、無作為抽出を行いつつもさらに精度を良くするために
標本の取り方等に工夫をすることが多いが。


調査の基本だから覚えておこうな。