20年以上の公務員なら、一律で20%増となる職域加算がもらえる
共済年金の最も大きな特徴は、「職域加算」があることです。

http://allabout.co.jp/gm/gc/13297/2/

この追加費用ですが、半端な額ではありません。
平成15年度の実績値で、地方公務員共済では1兆3352億円、国家公務員共済では5187億円で
両方合わせると約1兆8500億円にもなります。
これは、保険料未納問題で揺れている国民年金の第1号被保険者が納付する1年間保険料総額
(約1兆9600億円)にも匹敵するほどの額です。
昭和30年代から毎年投入されてきた追加費用の総額を思うと、深いため息がでてしまいます。

( 参考:公的年金各制度の財政収支状況平成15年度末)

「これが官民格差だ!」年金一元化は本当に可能??!
http://allabout.co.jp/gm/gc/13297/
以上、年金制度上存在している官民格差について解説してみました。
このように多くの格差が存在している以上、国民年金以外の年金制度が一つになることも
大変困難な道だといわざるを得ません。

簡単に言えば、遠い昔から公務員が恵まれすぎていたので一元化への整合性が取りにくく、難儀してきた。と、言う話です。