大阪市、職員の無断欠勤が減少…勤務態度による「分限免職」制度、政令市で初導入して [08/08]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1312802886/

職員の不祥事が相次ぐ大阪市で、無断欠勤や遅刻などを繰り返す職員に警告を与えたうえで
民間企業の解雇にあたる「分限免職」にする政令市初の制度を導入したところ、
無断欠勤などをする職員が一気に3割減少したことが分かった。

市は昨年7月、「不祥事根絶プログラム」を導入。その一環として制度を創設した。
懲戒処分を受ける職員は元々の勤務態度が良くないことに着目し、「懲戒予備軍」と位置付けて
「適正化指導」を実施することにしたのだ。

対象は無断欠勤や遅刻などを、合理的な理由なく1年間に3回繰り返した職員。
「分限処分(免職)が行われる可能性がある」と記した市長名の警告書=写真=を交付、
3カ月たっても改善がなければ指導期間を延長するか分限免職にする。

今年6月までの1年間に警告書を受けたのは4人。
▽1年間に51回の遅刻を繰り返した環境局の30代男性
▽有給休暇が残っていないのに、繰り返し休暇を取得した契約管財局の20代男性
▽不適切な病気休暇を繰り返していた環境局の30代男性
▽遅刻などを繰り返していた中央卸売市場の30代男性。
現在、上司から勤務状況のチェックや指導を受けている。

市総務局によると、09年度には無断欠勤などが1回でもあった職員は292人いたが、
導入後1年間で191人と34・6%減少した。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110808mog00m040022000c.html