大阪府の橋下徹知事は17日、代表を務める「大阪維新の会」が検討している公務員の分限処分
の基準を定めた条例案について「国民が一番不満を持っているのは(公務員の)身分保障。
そこを変えないと行政への信頼は生まれない」と狙いを述べ、「圧倒的多数の府民は支持してくれると思う」と自信を見せた。
条例案は府と大阪市、堺市の職員を対象に、同じ職務命令に3回違反したら免職とするなどの基準を定めるほか、
余剰人員を整理解雇できる規定も盛り込む方針。
職員組合などが反発しているが、知事は「ほとんどの頑張っている職員には何も影響ない。
駄目な職員を入れ替えていくだけ」と強調した。