選挙:小平市長選 告示 現新4氏立候補 駅前などで第一声、舌戦スタート /東京
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毎日新聞 2013年04月01日 地方版
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 任期満了に伴う小平市長選は31日告示され、いずれも無所属で▽3選を目指す現職の小林正則氏(60)=民主、共産、生活、社民、生活者ネット推薦▽新人の前市議、永田政弘氏(66)=自民、維新、公明、みんな推薦
▽新人の防災用品開発製造業、小方蔵人氏(71)▽新人の無職、古川徹氏(66)−−の4人が立候補を届け出た。7日に投開票される。

 小林氏は花小金井駅北口で民主党都議や共産、社民党市議らの応援を受け第一声。待機児童解消のための認可保育園整備や財政健全化など2期の実績をアピールした上で「豊かさを実感できる市政を実現し、恵まれない人たちを地域で支える社会をつくる」と訴えた。

 永田氏の小平駅前での第一声には自民、維新、公明、みんなの国会議員らが駆けつけた。「国とつながり、トップセールスをやればいろんなことができる。経営感覚が必要」と経営者としての実績を強調。商店街の活性化や農地を利用した道の駅づくりなどを掲げた。

 小方氏は一橋学園駅前でマイクを握り、「政党政治の時代は終わった。組織政党に乗ることなく個人の意思で市長を選んで」と無党派を強調。「市政を破綻させる方向で選ぶのか、それを回避する市長を選ぶのか、国政選挙並みに大事な選挙だ」と訴えた。

 投票は市内27カ所で行われ、午後9時から市民総合体育館(津田町1)で開票される。30日現在の有権者数は14万9187人(男7万3362人、女7万5825人)。【林奈緒美、柴田朗、千代崎聖史】