■AKBダンス動画に税金50万円 佐賀県知事に批判の声
日刊ゲンダイ2013年10月19日

最近、人気者に便乗して目立とうとする首長が多いが、ここにもいた!佐賀県知事である。
佐賀県が作った動画「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁Ver.」が批判を浴びている。
古川康知事を筆頭に、県庁の職員らがAKB48のヒット曲に合わせてノリノリで踊っている動画だ。
YouTubeの閲覧数は、先月9日に公開後、1カ月半で約135万回に達している。佐賀県庁に聞いた。

「知事がAKBのサイトを見たのがキッカケです。アイドル好きの職員が『この曲は音頭みたいで
踊りやすいから、私たちでも出来るかも』と提案。すぐにAKB側に許可申請をし、
公開まで20日間で仕上げました。撮影は3〜4日で、県庁の約60部署の職員が出演してます。
“地元に帰りたくなった”と好意的な声が多いのですが、たしかに“踊っている場合じゃない”
とお叱りもあります……」(文化課担当者)

批判を浴びているのは、50万円の“税金”を使って動画を作っていることだ。
それでなくても、古川知事は、かつてピン芸人の「はなわ」のプロモーションビデオにも出演し、
「売名行為だ」とバッシングを受けている。

今回、「恋する――」に自ら出演したのは、「九電やらせメール問題」で県民に広まった
黒いイメージを払拭するためだとみられている。

「九電のやらせメール問題で、騒動の発端となったのが知事です。知事はラ・サール高、東大法、
自治省(当時)とエリートで、プライドが高く目立ちたがり屋です。父親が九電の社員だったこともあり、
原発と深く関わっている」(地元関係者)

どうしてもAKBを踊りたいなら、せめて“自腹”で動画を作ったらどうだ。
http://gendai.net/articles/view/news/145336
http://archive.is/YXMEI