アンゴラ製品はウサギを殺してないから大丈夫?

アンゴラウサギから毛を取る際に、ウサギの前足と後ろ足をひもできつく縛って
限界まで体を引っ張り、作業台に括り付け、乱暴にその毛を手作業でむしり取ります。
ウサギは声帯を持たないため本来は鳴かない動物です。
声帯の無いウサギがあげる悲鳴、それは痛みと死の恐怖からくる断末魔です。
毛をむしり取られる度にウサギはのどの奥からしぼり出すように「ギャー」
という悲鳴を何度もあげていますが、作業はおかまい無しに続けられます。
毛をむしり取られて剥き出しになったウサギの皮膚は真っ赤に腫れ上がり、
表情は恐怖と苦痛でゆがんでいます。
あまりの恐怖と痛みによるショック状態から食べる事も飲むこともできなくなるほどです。
衰弱したウサギは頭を支えることすらできずにうなだれ、棚にずらりと並んだ
不衛生な金属製のケージの奥にただ脅えてうずくまるのです。

この恐ろしい激痛を伴う作業は約3ヶ月ごとに行われます。
毛が生える度にこの作業が繰り返され、2年から3年後には
ウサギは逆さまに吊るされて喉を裂かれ、肉として売られます。