原作のラスト

ある日飲み会で酔っ払った亜希子は路上で倒れてしまい、凍死寸前で病院に運ばれます。
精密検査の結果、病気が見つかり、もう余命が長くないと宣告されます。

みゆきは亜希子に恩返しがしたいと考えて、亜希子には病気のことを隠し、ひろきや姑、孫たちと一緒に暮らすことにしました。
みゆきは仲の悪かった姑に「義母の最期を看取りたい。どうか許してください。」と頭を下げます。

賑やかな生活が始まり、みゆきは亜希子との一日一日を大切に過ごしました。

そして亜希子はある晩、良一の幻を見ます。
「会いたかった・・・」と良一に抱き着く亜希子。

「人生は悲しいブルースの連続だけど、不思議と笑顔はつながってゆく。
いままで見守ってくれてありがとう。かあさん。」
というみゆきの言葉で締めくくります。