◆現実主義に回帰する田中宇

【2024年4月1日】 国際情勢解説者の田中宇に変化が起こっている。今日では陰謀論者のイメージが付きまとう同士だが、元々はリアリスティックな情勢分析を得意とする論者として知られていた。その彼が今少しづつ現実主義に回帰しつつある。

リアリスティックな論者が、本来、関係のないものに『真実』を見いだしてしまう病にかかることは実は良くある話である。真実を見いだそうとするあまりに、自身の願望を投影してしまう。
関係があることを証明することは易しい。しかし、関係がないことを証明することは難しい。陰謀論者自身や人々が陰謀論に陥るのはこの非対称性が根本にある。
ロシア旅行とインド旅行、この2つの『現実』視察が彼に変化をもたらした。


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~4月1日~