ソーラーフラッシュが起こるのは間違いないですよ。
しかしキャリントンイベント級が来る確率は我々が生きている間にはありません。
ただしキャリントンの5分の1規模のソーラーフラッシュは1世紀に数回起こるのが確認されてます。
これはいつ起こってもおかしくはありません。

1859年9月1日から2日にかけて記録上最大の磁気嵐が発生した。ハワイやカリブ海沿岸等[4]世界中でオーロラが観測され、ロッキー山脈では明るさのために鉱山夫が朝と勘違いして起きて朝食の支度を始めてしまうほどであった[3]。
アメリカ北東部でたまたま起きた人はオーロラの明りで新聞を読むことができた[5]。

ヨーロッパおよび北アメリカ全土の電報システムは停止した[6]。電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙は自然発火した[7]。
電源が遮断されているのに送信や受信が可能であった電報システムもあった

1859年9月3日、Baltimore American and Commercial Advertiser紙は次のように報じた[9]。

木曜の夜遅くたまたま外に出た人は、再びオーロラを目撃する機会に恵まれた。
このオーロラは日曜日夜に見られたものと似ていたが、その光はより明るく色相はより変化に富んで豪華だった。
光は明るい雲のように空全体を覆い尽くしていたが、光度の大きい恒星は不明瞭に輝いていた。

※なくともこの5分の1の規模の太陽嵐が1世紀に何度かずつ起こっている証拠が得られた[13]。

1921年と1960年にも小規模な太陽嵐が発生し世界中で電波障害が発生したことが報告されている