この「大嘗祭」が、今ではいい加減な宗教行事になってしまったのです。
もともとは、蘇我家が伝授していたのですが、南北朝争いのどさくさでいい加減になってしまったのです。

諸説ありますが、まともに行っていたのは、武内宿禰が最後であろうと思われます。
彼は5代の天皇に伝授し、自らは350歳まで生きたとされています。

これに気が付いた秋篠宮殿下が儀式を見直すように言いましたが、宮内庁は聞く耳を持たずに強行しました。
これは安倍総理の意向もあり、皇室の権威を失わせて、政府に従わせようとする企みからです。
天皇の権威をいい加減にして、天皇を政府の意のままにする。そして戦争をまた始めようとしているのでしょう。

昭和天皇は、先の戦争での軍部の暴走は、天皇の権威が失われたことが原因と知り、
今度は二度とそのようなことがないように、国民を守るために日本国憲法をつくられました。
日本国憲法は、実は昭和天皇が作られたもので、アメリカがつくったものではないのです。

日本国憲法(特に9条)は、国民の代表としての天皇が、国民を守る目的でつくられた。
それを、安倍政権は、改正して日本も軍隊を持とうとしている。
そして、それを拒み続けた上皇様が引退(生前譲位)されたことで、さらに新天皇の権威を奪おうとしているのです。