>>359
議席数だけならそう言いたくなるのも分かるが、2010年の投票率は40.9%で、中間選挙としては普通。
例によって民主党支持者や無党派層の出足が鈍いところに、共和党側は従来からの宗教右派票に加えて
茶会旋風で草の根保守層が活気付いた。これが投票率の上がる2年後の大統領選につながらなかったのはある意味当然。
しかし2018年の投票率は50.3%と、ほぼ大統領選に近い高投票率。大統領選に応用して考えるに値する。
もちろんトランプ側がさらに票を掘り起こすというなら話は変わってくるが。

白人労働者層、高齢層、アフリカ系のいずれからも抵抗感が薄いという意味で、
ラストベルト奪還(=当選)可能性だけで考えれば民主党にとってはバイデンがベター
(現時点までの世論調査では2016年僅差の3州どころかオハイオまで優勢)とは思うが、
あくまでウクライナゲートが致命傷にならなければの話。支持者の熱意は他候補に比べて劣るから、
「トランプに勝てる」という前提が崩れた時には支持基盤の液状化も早いだろう。