>>561 (続き)
【櫻井】 イスラムの専門家といえば、ご著書にもたびたび登場する中田考氏はメディアでもよく目にします。
【飯山】 彼自身イスラム教徒で、日本におけるイスラム研究の権威とされています。中田氏も親イスラム思想に染まるあまり、
目が曇りがちな学者の一人です。
 2004年、イラクで日本人旅行客がイスラム武装勢力によって殺害されました。すると彼は、「殺害してもイスラム法には
反していない」と犯行を正当化。
 2014年には、都内の大学に通うサウジアラビア人イスラム教徒が、浅草寺で仏像四体を破壊した事件が起こった。これに
対して中田氏は、「サウジ人はこれくらいで丁度いい」とツイート。仏像破壊はイスラム的に正しい行動だと擁護したのです。
【櫻井】 飯山さんの本には、イスラム教徒が日本で起こした他の事件についても記されています。ケニア人イスラム教徒の
留学生が、道祖神や水子地蔵などを次々に破壊して現行犯逮捕された事件もあったとか。
【飯山】 イスラム教以外の宗教は認められないという教義を行動に移してしまう人もいるのです。
【櫻井】 もっとも有名なのは「悪魔の詩」事件ですね。…(略)…
【飯山】 日本国内でもイスラム教徒による犯罪は頻発しています。決して一過性の他人事ではありません。
【櫻井】 驚いたのが、そして少々信じがたいのが、多くのイスラム教徒が心のなかでテロリストを支持しているという指摘です。
        …(略)…
【飯山】 気になったのは、日本のメディアがイスラムという宗教をまったく理解していないこと。例えば朝日新聞は、社説で
米国批判を展開しました。
「テロの根源は、…(略)…今の米国の姿ではないか。」(8月17日付 https://www.asahi.com/articles/DA3S15012160.html
 朝日は自らの無知を晒しにいったようなものです。タリバンは格差や貧困から逃れるために戦っているわけではなく、神の
命令に従ったジハードを実践しただけ。