竹の花を見たか?

「竹」という植物、いまだに学術的に「草か木か区分できていない」のです。
大変珍しい神秘の植物といっていいかもしれません。

[報道]100年に1度の珍現象 小松島で竹の開花 (徳島新聞 2019/04/23)
小松島市櫛渕町大谷の農業喜田和彦さん(77)方の竹林で、約200本の竹が花を咲かせた。
竹の開花は60〜120年に1度といわれるほど珍しく、喜田さんは「生まれて初めて見たので驚いた」と話している。

「竹の開花 → 枯死」という現象は、過去の例を見ますと、
「どうやら、ある程度、日本全国で一斉に起きる」らしいのですね。
そして一斉に咲いたあとは、なんと竹林ごと枯死してしまいます。
若い竹も古い竹もすべて完全に枯れてしまいますので、中途半端な再生産ではなく、
「完全に消えて」「完全に生まれ変わる」ことが、竹の開花によって起きるのです。

この「一斉に竹の花が開花した」の「小規模なもの」は、2008年の 5月から 6月に起きていた
この4ヵ月後の 9月に「リーマンショック」と呼ばれる連鎖的な世界規模の金融危機が発生した時でした。
日本でいえば、この2008年は、「株価が1ヶ月半で半分になった年」でもありました。