【九曜院更紗(くよういん・さらさ)】

身長約162cm。肉体面はかなり華奢で虚弱なため、健康オタクで心身の健康に気を遣っている。
25歳を過ぎた頃から、体力の消耗を抑える為、フリーエネルギー動力の車椅子(メタ技術で宙に浮いている!)を愛用している。
ただし、脚に異常は無く、歩こうと思えば歩けるし、こんな風に流麗かつ風雅なダンスも踊れる。
https://www.youtube.com/watch?v=yY3atBm8bR0

金鵄の3人の中では、【裏●族の巫女】である橘侑希に次ぐ強大な霊力を持ち、【九曜の天体】の力を利用する【星霊の式法】を得意とする。
普段は、K半島の山奥にあるエリア●1より立派な地下要塞の最奥に、橘侑希と同様のほぼ監禁状態にあり、外出もままならないが、
本人はヒッキー気質のためか、さほど苦にしていないようだ。ハイブリッドなので知能は高いはずだが、やや重度の天然ボケ傾向がある。

霊視や遠隔視による【覗き見行為】を極度に嫌っており、覗き対策の霊的結界を常に張っている。
性格は温厚で謙虚で清廉で真摯で明朗。挙措において簡素、言語において細心、熱狂において慎重、絶望において堅忍な人柄。

とある不登校気味の大学生に彼女が言った言葉が、彼女の性格や半生の一端を良く現している。

『つまらないと思っていても、学校は行っておいた方がいいですよ?
学生の頃の思い出は、大人になってからの励みになります。
私は昔から身体と精神が虚弱で、学校へはあまり行けてませんでしたが、少なからず良い思い出はありますよ?』