HNA(海航集団)は中国共産党太子党高官のための不正蓄財マシーンだった可能性〜米国政府が中国共産党に対してネガティブキャンペーン展開か?
https://chu-sotu.net/archives/4356
HNAって中国共産党の高官たちの不正蓄財ツールだったんじゃね? ってことです。
以前からHNAは王岐山との関係が強く示唆されていることです。
王岐山は多くの人が知っているとおり、習近平国家主席の刎頚之友です。

北京大学の元教授夏業良氏によると、複数の中国共産党高官がHNA株を所持しているとのこと
江沢民の孫の江志成氏もHNA株主の一人で、また海南省の省長、省委員書記だった衛留成氏や元海南省省長の劉剣鋒氏もHNA株を持っているとのこと

当初は劉剣鋒氏がHNA設立に積極的、海南省政府も2000万元を出資。
もともとHNAは国有企業だったが、その後、金融業界の大物ジョージ・ソロス氏からも数千万ドルの投資を獲得。

10年余り経つ間にHNAの株主構成は複雑になり
気づいたときにはHNAはいつの間にか民営企業になっていた。

これらは一般に、太子党と言われる人たち。そして、習近平はもともと太子党(とくに曽慶紅)の強いバックアップでトップに上り詰めた人です。かつては太子党の筆頭格とみられてきた人です。

その後、習近平が権力を握るにつれて太子党とのあいだには隙間ができたように感じますが。
とりあえず、このHNA(海航集団)って会社はなかなかに複雑です。
叩けばホコリどころかゴミがどっさり出てきそうなところです。
不正蓄財だけでなく、愛人問題やら私生児問題やらいろいろ絡んできそうなわけです。

この伏魔殿化しているHNAをアメリカ政府はCFIUSを使って調査しようとしています。
「米中貿易戦争を有利に働かせるための手段ではないか?」 とみています。

米中貿易戦争で中国が疲弊した時、アメリカに対して不買運動などの矛先が向かうのは当然予想できます。
アメリカはそうした場合に備えて、中国共産党高官たちに対する不満を高めるための戦術を取り始めたのではないか?
矛先を中共、王岐山、習近平、太子党の連中に向けさせよう、という工作の開始なんじゃないか?

「HNAを巡って行われている不正蓄財を暴露してやるぞ。ついでに私生児問題もな。」
というアメリカ政府側からの脅しなのかもしれません。