2018年6月30日 田中宇
米露首脳会談で何がどうなる?
トランプは、NATOサミットの直後の日程でプーチンに会う。
これは軍産複合体と同盟諸国にとって破壊的だ。
NATOは「ロシアの脅威」を理由に、米国(米英)が欧州諸国を従属させる(諸国が米国の安保機能にぶら下がる)ための機関だ。
ロシア敵視の構造がないと、NATOは存続できない。
トランプがプーチンと会って意気投合すると、NATOの存立基盤が壊される。
トランプは、同盟諸国との関係を破壊する一方で、プーチンや金正恩と仲良くなり、米国の覇権や軍産の支配構造を壊していく。

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トランプがクリミア併合を承認する動きもあるし、米軍のシリア撤退の動きもある。
世界の激変についていけない放知技は引きこもって日々カルト化。