大日本帝国政府と旧帝国軍部は、幾つか重要なポイントで私たちを裏切って暴走してしまったので、
核兵器の使用により強制的に終戦に持ち込むという決断に至ったのです。

満州は私たちの祖先が住んでいた、かつて扶余国や高句麗国があったゆかりの土地ですから、
満州帝国を築いて、現地に残る私達の同胞女真族の独立を保つことは、国際的に認めていたのです。

ところが、満州帝国建国後の大日本帝国陸軍の中国大陸での暴走は、明らかに約束を破る逸脱したものでした。
そのため、全世界の資本家達を敵に回して、自滅していく道を歩むしかなかったのです。

表向き神国日本とうたいながら、その実、神道を蔑ろにして暴走した実態は、軽視できないものでした。
もちろん、ロシア戦争に勝利したときのような、経済的な神風など吹く筈はありませんでした。

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