「北朝鮮のゆすり集り外交」「信用のない非核化」に甘い顔を見せて認めてはならないと思う。
2018年05月23日04:13 カテゴリ:政治、宗教
結局、朝鮮半島の統一とかいわれてここ最近、平昌オリンピックから続けられて来た南北融和ムードだが、16日の米韓軍事演習を期に、この日の南北閣僚級会談を北朝鮮が中止したことを受け、少し雲行きが怪しくなっている様にも見えてくる。

しかし、米国のスタンスとしては、不可逆的に解決出来なかったコレまでの北朝鮮外交の失敗を考慮し、

「北朝鮮の時間稼ぎを防ぐために、不可逆的完全非核化の信用が得られれば、平和協定の締結や朝米国交正常化、金体制を維持する」

と言ったスタンスである。
確かに、16日の米韓軍事演習は北朝鮮の米朝会談に際しての要求にそうものでは無いが、米国のスタンスとしても

「北朝鮮の完全かつ不可逆的な非核化の信用」

を得られない訳だから、軍事合同演習を行う訳である。
そんな中で、北朝鮮の非核化を印象付ける為のデモンストレーションと言われているのが、今日23〜25日から開かれるとされている、豊渓里(プンゲリ)の核実験場廃棄の外国メディアへの公開である。

何やらワイドショー等では

「取材1人当たり300万円」ぼったくり?

とか、そこに食いつか。
とか、そう言った感じだが、どうなるのか分からない。

そもそも、私には北朝鮮に非核化の意思など無いと思われ、恐らく北朝鮮は何やらのらりくらりと時間稼ぎをし、「米国が南北融和に水を差す」だとか、
「米国が南北併合の邪魔」と言った国際世論を作り出し、米国の譲歩なり、制裁解除等を行い、また核開発を続けるつもりだろう。