俺は当時ハブとはケンカしていたというか、放置技の嫌われ者で、
話題によっては仲よかったハブも飯山軍団の一味に成り果てたので、
俺は放置技では孤独な立場だったんだ。
学校でイジメられっ子を庇うとイジメの対象に昇格してしまうアレと同じアレだよw
変な奴や変わった奴、全体の空気を読まないでズケズケと本音を言うと嫌われ者になる。
イジメっ子の頭目(飯山今一郎だわなw)に逆らう者を集団で叩く。

あの頃はそんな感じで俺もけっこうボロボロだった。
ハブと楽しく会話出来た事も憶えつつ、イジメっ子側に回ってしまったハブを恨んだり、
そっと小指を噛んだりしたわ♪
ある時である。ビットコイン?それでハブは急激に信用を無くしてしまい飯山軍団から叩かれ放題にズタボロだった様子を見かけた時、
俺は思ったね。それまで仲良しこよしだった飯山軍団との関係が一夜にして逆転して、
仲間だっただろう奴らから追放されるまでに落ちぶれたハブを見て、
イジメの構造がそのまんま放置技で事件化してるではないかと。
俺はビットコインとか仮想通貨とか怪しいとしか理解力が無かったので、
地域通貨やベーシックインカムへの土台か何かになるのかな?ぐらいの経済音痴なんだが、
あれだけ懇意にしてパラグライダーに乗せたり乗せられたりした飯山今一郎が、
ハブをある地点で追い出したら飯山軍団はメダカの反応と同じで、
完全にハブを否定し始めた凄まじい心変わりを見たんだよ。

あれは自分がイジメの対象になるのを避ける防衛本能が怖いほど凄まじかった。
だから俺はハブを庇ったのである。
最後「まで」庇ったと書いた記憶は無いが、最後「は」庇った。
そんな記憶はある。