現在アメリカ議会は、とりあえず2018年2月16日までの暫定予算を作って下院を何とか通過させました。
しかし、上院は予算案の反対派が多くなって来たとの情報が入って来ました。そうなると来週から政府機関が閉鎖される可能性が高い。
政府の閉鎖は過去にもありましたが、それは予算決まらなくて揉めたのであって、今回のように資金が無いので予算が組めないのとは全く理由違うのです。
はっきり言って、解決策が無いのです。またまた”謎の資金”が入金されれば、話は変わって来ますがw

アメリカのすべてを決めるのが、アメリカ議会です。
アメリカ議会は、日本のように適当に政党で統一意見にする(あるいは意見を強制する)ようなことは、しない。
各政党の議員個人の考えが優先して投票が決まる。

2018年2月16日に破綻を先延ばししても、またその時どうするのか。アメリカ独自の資金が全く無いので、永遠に予算は組めないのが現実です。
そのためアメリカの議会は、今までほとんど予算案の事しかやって来なかったのです。現在のアメリカは政府機能が完全に麻痺しているのです。
この先アメリカの進むべき道はただ一つ。早く破綻して、各州が独立して出直すことです。かつてのソビエト連邦のように。