>>139 続き)
以前シンガポールの話で指摘されてたのは、
裏金犯罪を含め日常的にごく普通に犯罪まみれであることで知られる日本の警察・検察と同様に、
シンガポールの公務員も、仕事がらみの汚職(金銭がらみに限らず公務員の立場で行った不正や犯罪)
や仕事外・私生活の個人的な犯罪などは、
役所ぐるみや個人で、必死で揉み消そうあるいは赤の他人に濡れ衣を着せて犯人に仕立て上げて、
自分たちは罪を逃れよう、などと卑劣なことを当たり前にたくらむんだそうです。
公務員に破格の高待遇を与えても、結局そうされちゃうからダメなんです。
実際、シンガポール公務員のクリーン度(汚職の少なさ)は、日本よりはマシと言える程度でしかなく、
先進国中では最下位クラスなのです。本来なら、断トツ世界一でないとおかしいのに。
(日本は裏金犯罪が加わるので、ズバ抜けて最下位というか、もはや実質的にはランキング圏外です。)

だから、むしろ北欧・西欧の諸国のように極端な低収入かタダ働きにしてしまい、
それに加えて厳しい公務員倫理・社会倫理と法令行使で公務員を締め上げなきゃ、
日本のような先進国中で最も犯罪まみれな公務員の扱いとしては、全然ダメだということです。
日本では公務員というのは、ちょっと甘やかすとすぐに付け上がり、
どんどん悪くなっていく、その悪循環しかしない自浄能力ゼロの生き物なのですから、
公務員に対してはそれ相応の厳しい対処をしなくてはなりません。
(続く)