橘侑希のスレ 4羽目 [無断転載禁止]©2ch.net

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2017/07/21(金) 18:51:50.40

引き続き、橘さんの降臨待ち！

よろしくお願いします。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2017/07/29(土) 21:48:46.92

>>119
前スレでも要望のあった戦況報告＆実況です。
諸事情により、地名・都市名・組織名・団体名はテキトーに改変して、フィクションにしています。
国際的に展開しているカラスたちの近況と雰囲気を、通信報告の体で開示します。

企画：九曜院家
協力：三家直属のカラスさん達とその上司

○孫系

『カラス１７号です。イギリス、ガルーシズ・高次元コンタクト協会にて、第４、第８、第１１ドームの制圧を完了しました』
『カラス２２号です。スイス、ローザンヌ・世界知的で痴的な変態倶楽部にて、拉致された少年少女の解放を完了しました』
『カラス３３号です。メキシコ、グアダラハラ・第七感覚結社にて、正面扉の爆破に成功。これより突入します。オーバー』

『カラス１０号です。アルゼンチン、デセアド・人体科学解析センターにて、内部セキュリティを掌握。機密エリアへ侵入します』
『カラス９０号です。フィリピン、ダヴァオ・人類の英知総本山にて、幹部の脱出艇を確認。逃走前に片づけます。これより工作開始』
『カラス２７号です。韓国、クンサン・最先端科学研究所にて、主要研究員を全て拘束しました』

『カラス７２号です。フランス、アングレーム・占星術座相解析所にて、いつか後悔させてやるとのコメントをいただきましたが、構わず気絶させました』
『カラス７４号です。ブラジル、コダジャス・全世界覚醒連合にて、拘束した幹部の処理は後続班に任せ、施設最深部へ踏み込みます』
『カラス５０号です。グアテマラ、サカパ・脳波分布解明センターにて、制圧を完了しました。「対象」の保護のため、第三研究棟へ向かいます』

『カラス８４号です。ドイツ、ザルツギッター・魔術結社召喚の法典本部にて、隠し扉を発見。内部を探索しましたが、エロ本やエロＤＶＤ／ＢＬの山でした』

ザザ……。…ザザザ、ザザ……。ザザザ……ザザ。（無線のノイズ）

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2017/07/29(土) 21:49:37.45

>>119
○祇系

『二番です。インド、アーメドナガル・神々の設計図本部にて、Ａ、Ｄ、Ｆブロックの破壊完了。作業を続行します』
『十七番です。中国、重慶郊外・人類進化員会にて、攻撃ヘリと交戦中。適当にあしらいます。仕事が終わったら楽小漫にサインを貰って帰国します』
『十四番です。ベネズエラ、特殊エネルギー研究所にて、施設の80％を破壊しました。引き続き工作を行います。爆破！爆破！！爆破～っ！！！』

『六番です。今日はお休みを頂いたので、自宅でどら焼きを食べながらドラクエ三昧です。爪はほぼ再生しました』
『十九番です。カナダ、ムースーニー・情報空間宇宙調査所にて、非常電源を含む施設の全電源を切断しました、と暗闇の中から報告します』
『十一番です。オーストリア、ザルツブルク・国際優良遺伝子バンクにて、缶コーヒーを飲みブレイク中です。そろそろ戦闘に復帰します』

『二十三番です。南極・古代遺跡採掘機関にて、パラシュート降下後、対物ライフルで施設を破壊しました。寒いし、何もないのですぐに帰ります』
『十二番です。イタリア、ミラノ・黄道アクセスライン普及員会にて、逃走ルートを確認。「保護対象」と共に施設を出ます。娘への土産にプラダを買う予定』

ドタッ!!　ガガガッ！　ダダン!!　バン!!　パンパンパン！　ズッパァァァン！！（砲火や爆破の音）

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2017/07/29(土) 21:50:23.51

>>119
○神系

『タカハシ。愛巣乱弩、島嶼部・地球外カオス観測所にて、防衛隊の激しい反撃にあっています。円盤機による直接火砲支援を要請します』
『ワタナベ。多威、チェンマイ・オーパーツ解析研究所にて、一個小隊と交戦中。この程度なら１人で殲滅できます』
『アイザワ。歩尾蘭度、スタルガルト・抗電波救済員会にて、守備隊と交戦中。どうやら最後の抵抗のようです。淡々と始末します』

『マツモト。維太利亜、ファエンツァ・未来への翼中核会にて、こちらは戦車・装甲車が多数で面倒です。プラズマ兵器で一掃します』
『ヤマザキ。巣屁院、ログローニャ・精密ミクロナノメートル信仰会にて、軍人崩れの暗殺者が数名出てきましたが、速攻で全員行動不能にしました』
『イノウエ。度意津、ベルリン・第七世代兵器研究所（地下）にて、サイボーグ兵士やレールガンに苦戦しましたが、施設の破壊に成功しました』

ジャキッ!!　ドッパァ！！　スダダダダダダダ!!　ヒィィィィィィィィィン!!（諸々の兵器の発射音）

**第４４４代目** · 2017/07/30(日) 00:06:30.57

某国の要人が始末される流れを小説風に書いてみました。

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★1/4
【禁則事項】の全身から脂汗が噴き出した。

彼は冷戦当時、とある国家で行われた特殊能力開発プロジェクトや、スターゲート計画の（書類上ではなく）実質的な責任者だ。
計画こそ、ごく一部の例外を除いて総合的には失敗したものの、現在でも時折都市伝説として囁かれる幾つかのプロジェクトを、
任されている実力者だ。Ｃ○ＩやＮ○Ａのような情報機関を自由に動かせるのも、そうした伝説の評価が高いからである。

だが、そんな彼は、今まさに追い詰められていた。

おかしい。ありとあらゆる不測の事態に備えていたはずなのに、現実というヤツはそのすき間を潜り抜けるように、
とんでもない結末を運んできた。全世界で同時に行われた『偽旗テロ』によるＷＷⅢ開始作戦。

出資も設立の経緯も全て異なる独立した５０あまりの組織は、成果を上げるよりも早く、何者かによって一斉に叩き潰され、
計画そのものを粉砕されてしまった。