バノン氏支持の富裕層増税案、「議題に上っていない」−大統領補佐官
Jennifer Epstein
2017年8月1日 17:12 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-01/OTYQ0Y6KLVR501
年収500万ドル(約5億5000万円)超の富裕層に適用する最高税率を44%に引き上げる案は
検討されていないと、ホワイトハウス関係者が31日明らかにした。バノン首席戦略官が支持して
いるとされた案だが、一蹴された。
  ホワイトハウスのショート議会担当補佐官はFOXニュースに対し、「率直に言って、現時点で
議題に上っているとは思わない」と発言。「増税が成長を促す方法だとは考えていない」と続けた。
  バノン氏の考えに詳しい関係者は先週、中間所得者層向けの減税を賄う措置として同氏が
富裕層の所得税率引き上げを支持していると述べたが、共和党のライアン下院議長とブラディ
下院歳入委員長は30日、この案を相次ぎ否定していた。