去年の12月の話なので、いささか古いのだが、フランスでのマクロン批判の一幕。
どなたかが英語訳をつけていたのでリンク。

キャスター:マクロンはリッチの人たちの大統領だと言われてますが、同意しますか?

オランド元大統領:いいえ。正しくありません。彼はスーパーリッチな人々の大統領です。

キャスター:???

オランド:私は答えましたよ。

キャスター:わかりました。

(スタジオ拍手)


という、ただそれだけなんだけど、キャスターが文字通り目を丸くしているのが面白い。

でもって、その後に、リッチというのは働いてお金を稼ぐリッチな人の話で、マクロンが相手にして
税制を変えようとしてたのはそういう人じゃない、不動産とか遺産相続で富を相続している層で、
彼らが今日高い税を払っていないわけです、とオランドが普通に話してる。
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/5b590333ae6110685e5edc96e21c35f1


フランソワ・オランド - Wikipedia

富裕層を中心とした増税策を次々と打ち出し、100万ユーロを超える所得のフランス人は
75%の富裕税を課されるようになった。これを受けて、実業家や俳優がフランスから他国に
移り住む事例が増えている[4]。<中略>

2017年の大統領選挙への立候補を検討していたが、低迷し続ける経済雇用問題や
支持率により社会党内の意見が分かれ、オランド自身も「私が立候補しても力を結集
できない」として、2016年12月に任期満了とともに大統領を退任する方針を明らかにした。
現職の大統領が2期目の出馬を断念したのは、現在の政治体制であるフランス第五
共和政になってから初めてのことである[21][22]。

2017年5月14日、任期満了で退任した。後任にオランドの側近として大統領府副事務総長や、
経済・産業・デジタル大臣を務めたエマニュエル・マクロンが就任した[23]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89