続き

「簡単に金が稼げるからサイトを立ち上げたんだよ」。仲間数人でサイトを運営する17歳の男性は
「マケドニア経済はとても弱く、ティーンエージャーは働くことを許されていない。だから、
金を稼ぐためにクリエイティブな方法を探さなきゃならないんだ。ミュージシャンなんだけど、
必要な道具を買えない。ここマケドニアでは、小さなサイトからの収入でも、いろんなものを
買うのに十分なんだ」

左翼より右翼
こうしたサイトに載るのは、アメリカの右翼サイトなどから、完全に剽窃したり、寄せ集めたりした記事だ。
ネット上で集めた情報に、扇動的な見出しをつけて配信する。これをFacebook上に流してシェアで拡散させ、
自己サイトへのトラフィックを誘う。Facebookから流入した読者が自己サイトの広告をクリックすることで
収入を生む。

こんな面白いことも分かった。左寄りのサイトや、民主党バーニー・サンダースの支持者向け
コンテンツも試してみたが、トランプ支持者向けほどトラフィックは生まなかったという。

激しい「市場競争」
トランプ支持者向けサイトが乱立し、稼ぐのが難しくなってきた??。そんな実態もBuzzFeed Newsの
取材で浮かんできた。先の男子大学生によると、2016年初めにサイトを立ち上げた人たちが最も
稼いだという。友人は月55万円(5000ドル)の収入があり、Facebook上の「ヒット作」が出れば、3
3万円(3000ドル)を稼ぐ日もあったという。

注目すべきは
>左寄りのサイトや、
>民主党バーニー・サンダースの支持者向けコンテンツも試してみたが、
>トランプ支持者向けほどトラフィックは生まなかったという。