組閣人事もタケナワ、一方で再集計の動きもあったりでザワついているが、ちょっと選挙結果を見直してみようか、と。
https://en.wikipedia.org/wiki/United_States_presidential_election,_2016#Results_by_state

州別得票率でまず目を引くのが、トランプのトップがウェストバージニア、
ヒラリーのトップがカリフォルニア(「チョコレート・シティー」たるワシントンDCは除く)という点。
前者は近年では赤い州ではあるものの、かと言って真っ赤な州というほどではなかった。
まさにプアホワイトの心をガッチリつかんだ「トライアンフ・オブ・トランプ」の象徴的な州。
後者は全米最大の州でもあり普通はここまで突出はしないものだが、やはりヒラリーの支持基盤
(IT業界=サンフランシスコ・シリコンバレー、セレブ・エンタメ業界=ハリウッド・ロサンゼルス、
移民・有色人種)を象徴している。

一方で、通常なら共和党上位得票率の常連州であるユタやアイダホが、マクマリンの出馬によって
トランプの票を食う形でだいぶ沈んでいるし、同様のオクラホマも、ジョンソンがハードルの高い
バロットアクセスに成功したことで、意外にもリバタリアンにそこそこの潜在需要があることも分かった。
また、サンダースの地元のバーモントで、「その他」票が9%も出ているのは、バーニー・マニアの意思表示か。