ただし、南極の会議に参加した人物は 「今回のアメリカ大統領選に出馬した
“ヒラリー”は、ただの操り人形に過ぎず、数か月以内にself-terminate(自滅)
する」と伝えている。現時点では、その詳しい意味までは定かではない。
また同情報源は、ビル・クリントンについても 「彼は心臓に疾患を抱えていて、
年内中にはあの世に行くだろう」 と予想している。さらにCIA筋とNSA筋
からは、「ビル・クリントンは末期のエイズ患者で、あと1年も持たない」 との
情報も寄せられてきている。


【 パリ協定の交渉 】

では、ドナルド・トランプ新大統領の誕生が、今後、世界にどのような影響を
及ぼすのか。先ずは、今からトランプ政権が正式に発足する2017年1月20日
までの間に起きる出来事を注視しておく必要がある。

例えば、先週7日にモロッコのマラケシュで開幕した『COP22(国連気候変動
枠組み条約第22回締約国会議)』の動向について。今回は11月4日にパリ協定
が発効して初めての会議となるが、アメリカのトランプ次期大統領はこの協定
を既に「放棄する」と言い放っている。会期は今週18日までの予定。その間、
パリ協定実行の為のルール作りの議論を本格化する予定であったが、協定実行
を巡る激しい駆け引きが勃発するのは必至だ。

そして、パリ協定の裏に潜む「世界金融覇権」についても既に交渉が始まって
いる。詳しくは先月10月3日配信の記事(VOL385)の冒頭を参照して欲しい
が、情報源らの話では昨年12月に開催された 「COP21(国連気候変動枠組み
条約第21回締約国会議)」 で採択されたパリ協定、つまりは今週18日まで
COP22で議論される協定は、単に2020年以降の地球温暖化対策を定めた協定
ではない。同情報源らは 「そこに明記された“温室効果ガス排出量の割合”が
間もなく始動する“新国際金融システムの議決権比率”でもある」 と言ってい
るのだ。