ヒラリーが抱える「もう一つの選挙戦」真の勝敗は連邦議会選で決まる
エレクション・デイ直前レポート  11月5日
渡辺 将人北海道大学准教授
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50133
「大統領選挙」に隠れているが…
「国王」と「首相」を兼ねたような人物を選びながら、片方の院の全議席、もう片方
の3分の1を改選する方式で「衆参同一選」をやっているようなものだといえば、この
アメリカの「選挙の日」のインパクトをおわかりいただけるだろう。

大統領選挙の投票率を左右する
振り返れば、オバマ大統領の大型景気刺激策、医療保険改革法など目玉の立法成果は、
すべて1期目の最初の2年間だけ。その時期だけ民主党が上下両院で多数党だったからだ。

2010年の中間選挙で民主党は大敗し、下院で少数党に転落。ティーパーティの台頭もあって、
「片肺飛行」のオバマ政権は立法面で立ち往生した。さらに民主党は2014年中間選挙で、
上院も喪失。オバマ政権2期目の目玉法案「銃規制」「移民改革」は実現できなかった。

このことが何を意味するか。民主党は最低、片方の院で多数派に返り咲かないと、ヒラリー
政権は初日から立法面で完全に立ち往生する。いきなり「レームダック」になる。
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ヒラリーはただでさえ第二次大戦後初の民主党3期目を目指している。

トランプの巻き添えは勘弁してほしい
ルビオ復活
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ジェブとルビオの休戦