>>803
もう一つ、今回も司会までもが敵の状況を戦い抜いた。
同一のシチュエーションが仮にあった場合、ヒラリークリントンは戦い抜けるのだろうか?
最終討論会に、トランプとヒラリーが同等程度の条件で臨みトランプが存在感を発揮すれば、第一〜二を含めた総合評価でも勝てる可能性がまだあると思う。

そもそも、討論会の司会は公平であるべきで、候補者の受け答えと、背景にある女性蔑視発言の醜聞などを加味して、有権者が投票で意思を示すものだ。司会者がトランプを批判したり裁く事は望まれていない。
この当たり前の前提に視聴者がいつ気がつくかで、支持率は変わるはずだ。

資質については、ヒラリーが美辞麗句を並べ、完全性をアピールしても、それが正直さや美点には映らない。有権者はヒラリークリントン氏を疑っている。
だから、ヒラリークリントン氏の支持率も大して高くない。

iPhoneでも新車でも、その商品が本当にホットなのは発表直後から大体三週間。
発売日から逆算したXデーにアップル発表会やワールドプレミアが持って来られる。(鳥越出馬表明も)
大統領選挙までの残日数は、両候補者の現在の醜聞が残ってはいるものの、ちょうど風化されつつあるタイミングでもある。

仮に、ここから先、新たなゴシップが出なければ、最後にものをいうのは結局方向性になる。
アメリカ白人の根本的価値観と、国連やEUが是としてきた考え方の対立になる。
トランプ勝利の可能性はまだあると私は思う。