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左派が米国学界の知的風土を単一化する手法:その「プロセス」を詳説する    ジェイソン・モーガン(森 由美子訳)
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history2/1468729722/138-139n
 だが、この「プロセス」は、これだけでは終わらない。特に、同教授は認めていない
が、慰安婦問題について米国学界がほぼ一致した見解を持っているのは、数十年間に渡
り学界で吹き荒れた粛清の結果が大きく関係しているからだ。米国学者の多くは、自身が
賛同できない見解を「非主流」との理由で、議論や検討にも値しないと一蹴する傾向がある。

 その意味で、グラック教授は極めて典型的なアメリカ人だ。彼女の「プロセス」は、多
かれ少なかれ、対立する見解へ敵意を表すアメリカの伝統から生まれたと言える。慰安
婦問題などの歴史論争に勝ちたいと考えているのなら、米国の大学には真の意味の歴史
学者はほとんどいない、ということを覚えておいてほしい。