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戦場の性――独ソ戦下のドイツ兵と女性たち (日本語) 単行本 - 2015/12/16
レギーナ・ミュールホイザー (著), 姫岡 とし子 (翻訳)
https://www.ama▼zon.co.jp/dp/4000610848

カスタマーレビュー
つくしん坊
戦争と結びつくことで、性暴力は一層おぞましく、悲惨なものとなる
https://www.amazo▼n.co.jp/gp/customer-reviews/R3B5G94I2LE54T/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4000610848
著者は1971年生まれの女性歴史研究者であり、ホロコーストを主な研究対象としている。本書の発想を得たのは、
韓国に留学した際に慰安婦問題に触れたことがきっかけだという(訳者あとがき)。著者はまた、2000年12月に東京で
開催された「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」も傍聴したという。

文字もじ
とりあえず、旧ドイツ軍にも「慰安婦問題」があることは確認できる資料
https://www.a▼mazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1MQE1JX1OVVTM/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4000610848
序文で日本軍関係との比較も載っている。日本軍慰安婦問題については完全に日本側追及側のスタンスのようだ。

■著者からのメッセージ
https://www.iwanami.co.jp/book/b261627.html
ドイツでは現在,歴史的な罪が自己理解の一部となっており,毎年ナチの犠牲者を想起する式典が開催されることは,当然視
されている.しかし,それがそのまま犠牲者への適切な対応につながっているわけではない.たとえば連邦政府は,大量虐殺の
生存者に対する賠償支払い要求に応じる意志はないと言明した.そして2000年の東京の女性国際戦犯法廷でテーマとなった
性暴力と性奴隷化に関するドイツの社会的取り組みは非常に遅々としていることを確認しておかなければならない.ましてや,
国家による謝罪と賠償金の支払いについては,まったく問題になっていないのである.〔……〕
 この書物の日本語版の出版にあたって意義があるのは,ドイツと日本の歴史的な出来事を比較することである.どの点において,
ドイツ軍兵士と親衛隊員の性行動は,日本軍兵士の行動に似ていたのか.それぞれの軍指導部の性政策は,どのようなもので
あったのか.さらに,軍事的あるいは文化的に規定された類似性または相違について語ることはできるのか.