■ 基礎知識 ■
自衛権には、個人的自衛権と集団的自衛権の二種類が存在します。

■ 相違点 ■
泥棒が侵入した家に奥さんが居て見つかってしまいました。
通報されない為に泥棒が奥さんを気絶させようと武器で殴ろうとしています。

奥さんは泥棒が振り下ろした武器を手で受け止めました。
この防ぐ行為が、個人的自衛権です。

奥さんが必死に受け止めた武器で泥棒にまた攻撃されないように耐えています。
ここに、旦那が帰って来て攻撃されている奥さんを見つけ泥棒の武器から奥さんを守る為に旦那も泥棒の武器を掴みました。
この二人の行為が、集団的自衛権です。

■ 思考実験 ■
集団的自衛権がある場合
泥棒は旦那が帰ってきた時点で旦那と二人に抵抗される事を知っています。

集団的自衛権がない場合
泥棒は旦那が帰ってきた時点で旦那と二人で抵抗しない事を知っています。

集団的自衛権がある場合と、集団的自衛権がない場合

奥さんの危険度が高いのはどちらですか?
泥棒はどちらの状態を喜びますか?

■ 質問 ■
集団的自衛権あった方が良いですか?
集団的自衛権がない方が良いですか?