韓国・米国と、北朝鮮が、再び激しい戦闘(戦争)に入るかもしれない事態
になっている。韓国軍は12月20日もしくは21日に、北朝鮮沖の南北の領
海紛争地である延坪島周辺の海域で実弾軍事演習を行う計画だ。この記事を書
いている間にも、演習が開始されるかもしれない。この海域は、韓国と北朝鮮
の両方が領海と主張しているので、そこで韓国軍が実弾演習を行うことは、北
朝鮮から見ると自国に対する実弾の撃ち込み、つまり戦闘行為になり、反撃が
必要になる。韓国の演習は、北朝鮮による報復攻撃を誘発し、北朝鮮から見る
と「演習」ではなく自国に対する「侵略」である。韓国軍は11月23日、同
じ海域で軍事演習を行ったが、その時、北朝鮮は報復として延坪島を砲撃した。

http://tanakanews.com/101128korea.php
朝鮮戦争が再発する?

 韓国軍は、11月末と同じ演習を繰り返そうとしている。実施すれば、当然
ながら北朝鮮も報復の砲撃を繰り返す。北朝鮮は、韓国軍が再び自国(紛争)
領海内で演習をするなら、11月よりずっと激しい報復の砲撃を行うと表明し
ている。日米などでの報道は、韓国軍が紛争海域で軍事演習することの挑発性
を無視し、北からの反撃のみを挑発行為とみなしているが、これは、日本のマ
スコミが、尖閣諸島が日中間の領土紛争地域であることを無視して「日本の領
海を中国漁船が侵犯した」とだけ言っているのと同じ趣意である。

http://online.wsj.com/article/SB20001424052748704034804576025141479120386.html
North Korea Threatens New Attack