私は知人から天然キノコが欲しいと言われても自分が実際に試食したキノコ以外は譲りません

なんでかって言うと最初に試食した天然キノコがツルタケだったからです
江戸時代の書物にツルタケの記述があります
当時の庶民は味噌汁にツルタケを入れて普通に食べられていたと書いてありました
ツルタケは近所の雑木林で毎年普通に出てるキノコですが実際に食おうと思ったら同定が難しい
だって類似の致死猛毒キノコがありますからね

それでも一晩徹夜して必死でツルタケとドクツルタケの特徴を探りました
翌朝、意を決して味噌汁にツルタケを入れて食べてみました
ツルタケの旨味は半端なくまさに至福の味でした
けれどまたツルタケを見つけたら食うかと問われたら食べませんね
同定するには死を覚悟して食べて確かめるしかないからです