>>51
オオノウタケは外見は大きめというだけで、つい最近までノウタケと混同されていたが、
顕微鏡で見ると胞子はまったく違うらしいので別分類された。
他にノウタケ属は「キクメタケ」「タマノオオタケ」「セイタカノウタケ」など7種が知られている。
正確なところは組織検査が必要とはいえ、まあフツーは「ノウタケ」でかまわないと思うけどね。
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「チャダイゴケ」
最初の>>46で出したイカタケのすぐ近く、イカタケよりもずっと早く発生。
この公園ではしばらく「ウッドチップの奇跡」が続きそうだ。
最近の公園や園芸場所では伐採木を使ったウッドチップが撒かれる事が多い。
土壌の流出や雑草を抑えたり、数年後には堆肥化するエコな方法としてな。
ところがコレに付いて様々な菌がやってきて、本来そこにないキノコも生えたりする。
これを自称「ウッドチップの奇跡」と呼んでいる。
数年間にわたって観察でき、チャダイゴケは先駆けとして最もよく見られる。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3575286.jpg

「テングダケの仲間」
これは8月に撮ったもので、今年もテングタケ科の仲間は元気だった。
右はまだ小さいのではっきりしないが、傘の色と燐片の色、ツバが残るだろう様子から
テングタケの可能性が考えられると思った。
右のはツバが無く傘と燐片の色、条紋の様子からテングツルタケと見た。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3575288.jpg