ビフの支配する世界では、ニクソンが長期政権でベトナム戦争が続いているけど、
あのままベトナム戦争が長く続いていたら、宇宙開発は東側の逆転勝利になっていた。理由は、ベトナム戦争が宇宙開発の予算を減らし、アポロ計画は17号で終わり、残った宇宙船はスカイラブ計画に使われ、アポロ18号はソユーズ19号とドッキングする形になった。ボイジャー探査機が4つから2つになったり、ボイジャー自体が冥王星に行けなかったのはベトナム戦争に予算を奪われたからだと思う。その世界ではアメリカの宇宙開発は予算が減っていて衰退していき、アポロ計画は13号の失敗を良い事に、13号か月面車の登場した15号で打ち切られていた。それを知った東側は有人月面探査計画を再開して、宇宙ステーションを早めていて、スペースシャトルもブランが先に開発され、火星探査車やボイジャー探査機に相当する探査機での深宇宙探査は東側が先になっていたのかもしれない。
一方日本は、オイルショックによる日本経済へのダメージは半分で済んだ。高度経済成長にブレーキを描けたのはオイルショックなんだからね。高度経済成長の原動力は、朝鮮戦争やベトナム戦争の特需があったため。そのため、日本は少しは発展していた。(出生率も少しは伸びて少子化問題は2010年頃か?)
青函トンネルは1983年に開通して、瀬戸大橋は1985年に開通。東京湾アクアラインは当初の予定通り1986年に着工され、1992年開通。神戸淡路鳴門自動車道は1992年に全通して、明石海峡大橋は当初の予定通り鉄道を通す規格になっていた。都市博は当初の予定通り1994年開催。関空は1990年の大阪花博に合わせて開港して、バブル期には在来線規格の第2青函トンネルも着工され、2006年開通。
東北新幹線は1980年に開通して、1982年上野延伸。1983年の青函トンネル開通と同時に1984年2月に開催された2度目の札幌冬季五輪に合わせて北海道新幹線が札幌まで一気に開通。それと同時に東北新幹線も新青森へ。新花巻、水沢江刺も同時に開業、くりこま高原駅は1986年に栗原電鉄との交差点にそれの乗換駅として開業して、栗原電鉄は今も存続。東京延伸は1989年に実現。
上越新幹線は1981年に開通して、当初の予定通り新宿発着。新宿地下駅は筑波科学万博に合わせて1985年開業。
バブル期には成田新幹線も復活着工され、1991年に成田空港~千葉ニュータウン~東京~新宿で開通。上越新幹線経由で東北・上越・北陸新幹線に乗り入れ。その影響で京葉線は新木場から有楽町線やりんかい線に直通。むしろりんかい線がJR臨海副都心線になっていたかも?
山形新幹線と秋田新幹線は存在せず、福島~山形~新庄~横手~秋田を繋ぐ奥羽新幹線がフル規格で開通。それでもミニ新幹線のままだったら山形新幹線は1990年に開業して、1997年に新庄へ。そして酒田へ。秋田新幹線は1995年に開通。