「ぼくの採点表」60年代を見ると双葉十三郎は当時この映画を
難解ながら本格的なSFとして非常に高く評価していた。
淀川長治はベストワンに選んだ

私は中学生の時、1978年のリバイバルで見たオッサンだが
当時、日本一どころか東洋一の面積を誇る名古屋の中日シネラマの
本物のリボン式シネラマスクリーンへの70ミリプリントの映写で
前奏曲、休憩曲、後奏曲付き上映で見た

こういうことを書くとまた発狂する人が出てきそうだが
あれは今思い出しても映画鑑賞を超えた「特別な体験」だったと
オッサンになった現在も思う。