トラヴィスが独りアパートメントの一室で世間の人間の視線や言動に対し過剰に防衛しようとしている様が、大人になりきれてない(世の中の不条理とどう折り合いをつけるかが判らない)現代的な若者における共通の通過点のように思えてね。
いやもちろん俺の勝手な理屈だから真に受ける必要なんてないよ。
でもこの映画がこれほど支持される理由は、やはり共通の通過点として描いてる若者の苦悩だと思う。