だいたい10代半ばの、まだスレてない時期に映画を本格的に観出した頃の作品の
印象が強い。

ホラー映画は、ある程度予想して構えて見るから意外と怖いシーンでも想定内だが、
「キャッチ22」の胴体真っ二つと、シーツをめくると内臓がはみ出ているシーンは
コメディとして見てただけにキョーレツにキた。
「馬と呼ばれた男」で主人公が両方の乳首に鉤を刺されて宙づりにされるシーンも
乳首って体重に持ちこたえられるほど丈夫なのか?ちぎれちゃうんじゃないの?
と真剣に心配になった。(自分がそうなる可能性など、ほぼ無いにもかかわらず)
「ダーティハリー」の拉致された少女の抜かれた歯が送られてくるシーンと、穴の中
から裸の死体で発見されるシーンの惨さ。
「わが緑の大地」の川(湖?)の中で、丸太の下敷きになり死んでいくシーンや、
「奇跡の詩」で太腿の傷口を強く揉むと蛆虫が出てくるシーンもトラウマ。