フェデリコ・フェリーニ総合スレ
>>725
ジャンケンてジャンポケみたいな変な言葉やなとずっと思っとった
全国的にはインジャンやと思うニダ
そやろ? カビリアの夜見たけどジュリエッタマシーナが娼婦ってのは無理がないか?
最初から最後までイノセント過ぎて、あの主人公が客と寝てるとこ全く想像出来なかったわ
ジュリエッタマシーナの演技自体は表情豊かで最高だったけど フェリーニの映画、特にジュリエッタが主人公のは
どれも一種のおとぎ噺みたいなもんだから
現実感なくてもいいんじゃない 筋なんか追わずにボーーっと映像を眺めてるのが楽しいよね
画面で見るよりもプロジェクターで映写するといいよ 8 1/2みてもピンとこなかった映画初心者です。
道を見に行こうとと思うんですけどりかいできますかね? うちも100インチのスクリーンでイタリア映画を堪能してる
フェリーニの映画は難解だから、何も考えず暗い部屋でスクリーンを眺めてれば良い
テレビのNHKイタリア語講座で、イタリア映画を紹介するコーナーがある
数年前「甘い生活」をやってたが、人生は甘くないというアイロニーや哲学を解説してた
グロテスクな深海魚や、キリストの像をヘリコプターで吊ったり、奇想天外な演出が多い >>730
個人的には難しいこと考えずにカサノバ観て笑ってる方が良いかも >>730
8 2/1は最高傑作だと思うけどフェリーニに慣れてないと凄く分かりにくい
一方、道もまた傑作だけど前衛的な描写は全く無くてオーソドックな作り方なんで初心者にはお薦め
しかもラストは心に突き刺さる
自分は中学生のときに初めて観たんだけどラストで泣いたもん ゴッドファーザー3で最後にマイケルとアポロニアの2でのダンスを入れたのは
インテルビスタでマストロヤンニとアニタのダンスのフィルムを見せたののオマージュなのかね >>734
Dance している人、なんだかぁーらー 輸入盤のIntervista [Italian Edition]ならアマゾンで918円で買ったが
国内盤は出てないし、転売ヤーが値段を釣り上げててワロータわ 俺は「そして船は行く」が一番好きだな
映画とオペラへの愛情に満ちていて
冒頭のロッシーニの小ミサ曲、
食事と厨房シーンのチャイコフスキー、
グラスハープのシューベルト、
葬儀シーンのエドゥメアのナブッコ、
で、最後怒涛のアイーダ→運命の力→ナブッコ
→シュトラウス→椿姫→月の光→運命の力
よくぞこれだけ繋げたな、しかもシーンに合わせて
音楽好きなので本当に堪らない 8 1/2は見方によっては女性をバカにしている。
不倫しておいて、最後は奥さんも不倫相手も娼婦も批評家も含めて、みんな和解するようになっている。
リアルな奥さんなら「何が『人生は祭りだ』よ、アホか」ていってひっぱたくだろう。
しかし、みんなわかってる、和解なんか絵空事(映画)だということを。だから、ラストは悲しいんだな。 >>738
オペラ好きなら、『夏の嵐』も最高だよ
探したが、ヴィスコンティのスレがdat落ちした後、立ってないよね?
フェリーニにヴィスコンティ、イタリア映画の黄金期を彩った泰斗 >>738
「皆さん、この優雅な人たちはどこへいくのでしょう?」
と、フェリーニの分身の狂言廻しがいう。たぶん、雅というものが現代からなくなってしまった象徴なんだろう。
「旅に出るのです」と自分で答えを出してるから、いつか雅が復活するのを希望してるんだろう。 フェリーニ
「道」「魂のジュリエッタ」「アマルコルド」3つ見たけど具体的に何がどう面白いと思った?
いまいちよくわかりませんでした
見た作品が悪いのかな >>733
エンディング泣けるの同意。あとジェルソミーナの独特の持ち味と言うか・・
それが良かったんで8 2/1も鑑賞したら途中で腹立ってきたwけどまあ何となく
映画の言いたいことはわかるが 「道」と「8 1 /2」に共通するテーマは他者の理解と人生のはかなさかな。
言葉で理解するものじゃないなら、セリフを解読しても仕方ない。
「道」ではザンパノはジェルソミーナが死んだことを知ってから初めて、自分にとって掛け替えのない存在だったことを悟る。
「8 1/2」では反目しあっていた登場人物すべてが最後に和解する。しかしそれが絵空事、キレイ事であることくらいフェリーニも観ている者もわかってるだろう。せめて映画の中でも、といったところか。クリエイターの内面と焦りの表現、美術も最高だな。 ローマの劇場でサングラスの歯抜け男が登場する場面は何度見ても吹き出しちゃう
もう20回以上観てるんだけど
タイムマシンがあったらteatro di barafondaに行ってみたい… カビリアの夜みたけど
悲し過ぎるだろ。ああいう生き方しか出来ない中で
夢みさせるようなことがあるも幻でしかなく
てめーらも同じようなもんだろって男たちには今にも通ずる「結婚いじり」され・・・
ロメールの美しき結婚と同じような感覚になった ロッセリーニ
デ・シーカ
フェリーニ
アントニオーニ
パゾリーニ
ヴィスコンティ 甘い生活、道、81/2見ました
他におすすめありますか >>751
アマルコルド→ローマ といくのが常道かな わかりやすいところでは「悪魔の首飾り」なんて小品もあるで インテルビスタでマストロヤンニとエクバーグの若かりし頃のフィルム
(甘い生活)を老いた二人が観るシーンがいいのよ インテルビスタのラスト(〜エンドロール)は8 1/2のラストに匹敵するほど
素晴らしい インテルビスタでググったらフェリーニとマストロヤンニのインタビュー見つけた
こいつら漫才師並みに面白いw
https://www.youtube.com/watch?v=K6gMMyp6EoA フェリーニ、ベルイマン、黒澤、ブレッソン
私の四天王 親父が少年だった頃、毎週テレビで西部劇やアクション映画を「まぁ、すごいですねぇ」と紹介してくれてた淀川の爺さんが
「10年に一本だけしか映画を見ない人でもこれだけは見なさい」と特別に熱く褒めていたので1人で映画館へ「アマルコルド」を見に行ったそうだ。館内に子供は自分だけで、話もよく掴めず「騙された」と思いつつ退屈して帰ってきたらしい。
しかしビニールの海とか雪の上の孔雀とか、何十年もイメージが頭から離れなかったので大人になって再び見返して感動したと言ってた。
そして俺はアマルコルドを見るたびにそんな親父を思い出す 俺は少年だった頃に「アマルコルド」みて感動するようなイヤな子だった
81/2も見ていたが映像美には圧倒されたが本当には分かってなかったかも
後年、浮気したら、81/2もよーく分かったな >>592
どちらかと言うとフェリーニは尻派だろ
>>521
性的なフェチと魂の結びつきは必ずしも一致しない 国内上映当時見たけれど断片的にしか覚えてないから今見ても楽しめるだろ、とボイス・オブ・ムーン見始めたが、うーん厳しい ザンパノが相変わらず鎖芸をやっているのを見てなんか寂しく切なくなったのを覚えてる 00年代以降でも80年代後半〜90年代初頭のノリを続けてたとんねるずみたいなもんか あー、少し似ているかもしれない
もっと的確な事例もあると思うけど テレビ主体のお笑い芸人なんてみんなすぐ時代遅れになる
とんねるずだけでなく、萩本欽一もビートたけしも松本人志もいま見ると全く面白くなくて、昔はどこの何がウケてたのか若い子には理解が難しいだろう >>760
突然魔法みたいな時間が流れることあるよね
ジンジャーとフレッドもそんなシーンあった ジンジャーとフレッドではテレビ出演の本番中にジンジャーが楽団の中に
古い盟友であるバイオリン弾きのドゥドゥを見つけるシーンが好き >>730
理解したいのであればDVDを借りて、気になるところは何度も何度も巻き返し(古い!)
ながら見るのが良いです。 アテクシも「はっかにぶんのいち」が大好きで何百ぺんも観てたらDVDが
針跳びするようになっちゃったわ 959 名無シネマさん(大阪府)[sage] 2022/04/20(水) 19:59:50.30 ID:KYta9wsF
アマルコルドが3172円
今までの最安かな >>764
親の影響で好きになるのちょっと分かる
俺も親の影響でフェリーニ作品が好きになったので 「甘い生活」見たけど、余韻が凄い
何日もこの映画のことが頭から離れない
ラストの海辺の少女が視線をカメラに向けてからのテーマ曲がたまらない 有名な作品は一通り見たけど、円盤化されてないインテルビスタとか見たくても見る方法がない インテルビスタいいよねー マストロヤンニさんとの絡みとか
アニタの家でのシーンとか、それにラストシーンも綺麗 シネフィル垢が「ローマ」は生産枚数が少なくてプレミア必至だから
今のうちに買っとけみたいなツイートしてたな ピエロパゾリーニは、傑作と駄作の落差が激しいが、フェリーニはそれも水準以上の作に仕上がってる。 ローマはDVDでよくない?
アマルコルドはBDでなかなかの画質だった DVDで画質満足してるのならそれでもいいけど
130分初公開版とテレビ吹替はこのBD以外ではお目にかかれないかもね 「ローマ」の教会のファッションショーのシーンで
ときどき音楽がスキップするとは思ってたが
カットされてたことを知ったのはこのブルーレイでだった カットされた中にもいいシーン多いんだよな
ボードビルショーの客席にいるおっさんの頭ひっぱたいて知らん顔してるのとかさ 舞台上のショーより客席のやりとりの方が面白いって着眼点が最高よ 尊敬する師匠のロッセリーニには映画を否定されて、弟子・孫弟子のパゾリーニとベルトルッチからも作品を否定されるという
何だかなあ……
パゾリーニのことは「悪魔の首飾り」で揶揄してたね >>796
へー、BD欲しくなってきたわ
探してみよっかな 80年代アメリカに活動拠点を移していたラウレンティスはフェリーニにキングコング撮らせようと企画してたみたい
観たかったような観たくないような…… デヴィッドリンチに砂の惑星を撮らせちゃった みたいな >>800
巨大な美女がエンパイア・ステートビルによじ登るのかあ
見たいなあ
で
誰が演るのかワクワクする 黒沢清は若い頃パゾリーニ、ヴィスコンティ、フェリーニを観て、今でも堂々と観たと言えるのはフェリーニだけ、後の二人は恥みたいなこと言ってた
ちなみに師匠の蓮實がフェリーニの傑作と絶賛したカサノバはフェリーニらしくないと違和感があったらしい ジュリエッタ・マシーナってフェリーニ映画以外だと全然話聞かないな
IMDBだとフェリーニ作品以外にもちゃんと出てるんだけど フェリーニの作品で最初に見やすい作品は有名な道でしょうか? いかにもフェリーニっぽい映画の入門編には道化師がいいと思うけど
DVDの日本語訳字幕が酷すぎる
道化師の独特の言い回しを完全に殺してる 俺は初フェリーニなら、世にも怪奇な物語「悪魔の首飾り」を勧めたい
短編でわかりやすい上に、いわゆるフェリーニっぽさも体感できる 初心者だからと甘やかすな
いきなりサテリコンを見るのだ >>808
すみませんもしよろしければちょっといくつか例示していただけませんか
当方翻訳の仕事をしてるんで >>804
宮本信子が伊丹映画以外だと全然話聞かないのと同じだな 昔日テレで放送してた偉人を紹介する「知ってるつもり」という番組があってフェリーニもやったんだけど「サテリコン」は当時のヒッピームーブメントに乗っかった迷走作で以後のフェリーニはネオレアニズモの精神をすっかり忘れて堕落したみたいな話になってた 堕落しているおれは後期のシュールな作品のほうが好きだ 乗っかるというより、ヒッピーやアメリカのニューシネマなんかは
ネオレアニズモの流れの先に出来上がった動きなんでないの? Sight&Sound誌が10年に実施する史上最高の映画ランキングが更新されたよ
https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/greatest-films-all-time
フェリーニはじめ巨匠の順位が軒並み落ちてる
一方で女性監督作品、黒人監督昨日の順位の上がり方がおかしい
おかしなランキングだなこれ はっきりいってポリコレに汚染されたよこのランキング
10年前まではこの手のランキングでは最高レベルの信用度のものだったのになぁ
・最近の作品がランクインしづらい中、燃ゆる女の肖像(同性愛テーマ)、ムーンライト(同性愛テーマ)、パラサイト、ゲット・アウト(人種テーマ)がランクイン
・今回初めてTOP100にランクインした作品は全部女性監督作品、黒人監督作品、アジア人監督作品のいずれかに該当する
・女性監督の躍進(2012順位→2022順位)
アケルマンのジャンヌ・ディエルマン 36位→1位
ドゥニの美しき仕事 78位→7位
ヴァルダの5時から7時までのクレオ 202位→15位
デレンの午後の網目 102位→16位
ヒティロヴァのひなぎく 202位→28位
シアマの燃ゆる女の肖像 30位NEW
ローデンのWANDA 48位NEW
アケルマンの故郷の頼り 52位NEW
ダッシュの自由への旅立ち 60位NEW
ヴァルダの落穂拾い 67位NEW
・黒人監督の躍進(2012順位→2022順位)
リーのドゥ・ザ・ライト・シング 127位→24位
バーネットのキラー・オブ・シープ 202位→43位
ジェンキンスのムーンライト 60位NEW
ダッシュの自由への旅立ち 60位NEW ・ランキング常連の巨匠らの順位が落ちた(2012順位→2022順位)
★エイゼンシュテイン
戦艦ポチョムキン 11位→54位
★ムルナウ
サンライズ 5位→11位
★ラング
メトロポリス 36位→67位
★ルノワール
ゲームの規則 4位→13位
大いなる幻影 73位→100位圏外
ピクニック 90位→100位圏外
★ヴィゴ
アタラント号 12位→34位
★フォード
捜索者 7位→15位
★ドライヤー
裁かるるジャンヌ 9位→21位
奇跡 24位→48位
ゲアトルード 48位→100位圏外
★デ・シーカ
自転車泥棒 33位→41位
★ロッセリーニ
イタリア旅行 41位→72位
★ブレッソン
バルタザールどこへ行く 16位→24位
抵抗 69位→95位
スリ 63位→100位圏外
★フェリーニ
8 1/2 10位→31位
甘い生活 39位→60位
★ベルイマン
ペルソナ 17位→18位
野いちご 63位→100位圏外
ファニーとアレクサンデル 84位→100位圏外
第七の封印 93位→100位圏外
★ゴダール
勝手にしやがれ 13位→38位
軽蔑 21位→54位
気狂いピエロ 43位→84位
ゴダールの映画史 48位→84位
★トリュフォー
大人は判ってくれない 39位→50位
★アントニオーニ
情事 21位→72位
太陽はひとりぼっち 73位→100位圏外
★タルコフスキー
鏡 19位→31位
ストーナー 29位→43位
アンドレイ・ルブリョフ 27位→67位
その他
グリード、アンダルシアの犬、天井桟敷の人々、黒い罠、アラビアのロレンス、ワイルドバンチ、ゴッドファーザー2、チャイナタウン、ナッシュビル、レイジング・ブルなどが100位圏外に落ちた ジャンヌ・ディエルマンは傑作だが本当に1位になるべきか?
燃ゆる女の肖像、ムーンライト、ゲット・アウトがゴッドファーザー2やアラビアのロレンスを100位圏外に落としてまで入れるべき作品なのか? ・邦画の評価(2012順位→2022順位)
東京物語 3位→4位
七人の侍 17位→20位
晩春 15位→22位
羅生門 24位→41位
となりのトトロ 154位→72位
千と千尋の神隠し 202位→75位
山椒大夫 59位→75位
雨月物語 50位→90位 アケルマンの登場以前と以後では映画文法が全く変わったからなあ
その後のゴダールなんて古典的な映画しか撮ってないなと思えた
スパイク・リーとロッセリーニやフリッツ・ラングならスパイク・リーのほうがはるかに映画的才能があるからこっちも納得 >>789
オクで25000円、20000円でそれぞれ落札されてたわ YouTubeにフェリーニの道をAIでカラー化したのが上がっていた。
時々色ずれがあるが大したものだ マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶を久々に見た
フェリーニ、ビスコンティ、スコラ、トルナトーレ等のインタビューもありマニアックだが楽しめた