カリビアの夜見たけど、これってちょっと悪趣味なところがあるなぁ
ハネケやラース・フォン・トリアーに通じるというか・・・

無神論者なのに、あそこまで敬虔な祈りを描くのはすごいけど、あそこまで真に迫った
祈りを描いておいて、祈ったって無駄だよ、みたいな落とし方

結婚して苦労が報われるみたいな喜び方を、あそこまで真に迫った描写をしておいて、
そんなにうまくは行かないんだぜ、って落とし方

別にハッピーエンドにこだわるほうではないんだけど、あそこまで行くと、逆に非現実的と
いうか、悪趣味のレベルだよ